本部からのお知らせ

●ご挨拶

 築地工芸会会長 大賀 勉

日頃、築地工芸会の活動に皆様のご支援、ご協力有難うございます。
昨年から続くコロナ禍により皆様の毎日の生活やお仕事では、様々な影響や制約によって何かと大変な状況が続いていると思われます。また母校でも教育活動、とりわけ学校行事に大きな影響がでており、今年度も引き続き工芸祭、卒展が中止となりました。大変残念な思いです。また、それらの対応を余儀なくされている在校生の皆さん、教職員の皆様のご苦労を十分察します。当たり前が当たり前でなくなってしまったこのような時期こそ、情報収集と共有化、対応力と機動力、そして人との絆が大切なことだとつくづく思う次第です。この難局、お互いに力を出し合って乗り切っていきましょう。築地工芸会もこのような時こそ母校のお役に立てることがあれば最大限の力を発揮していきたいと考えております。
さて、本同窓会も残念ながら活動自粛が続いていますが、小規模での理事会開催やメールなどを活用し、いくつかの取り組みを行ってきましたので進捗状況をご報告させていただきます。


① 一般財団法人築地工芸会工芸基金の役員、定款改定について
当財団の工芸基金は工芸祭や卒展、図書購入や奨学金等々、学校活動を幅広く支援しています。我々の先輩諸氏が残してくれた財産で在校生の学業支援が出来ることは、在校生にとって恵まれた環境にあると思います。一方、定款に定められた運営が的確でないとの行政指導がありましたが、社会環境の変化も見受けられます。昨年度から情報共有化と問題点を整理している段階ですが、先ずは昨年8月に理事、評議員など組織を確認し、変更届の提出を完了しました。次の段階としては、組織や運営をシンプルにして的確な運営が行われるような定款改定の準備を令和4年度に向けて進めております。


② 広報委員会の開催
母校に愛着を感じつつも、残念ながら築地工芸会の会員数は伸び悩んでいるのが現状です。人間関係も希薄になっていくのは世の中全般の流れかな…と受け止める部分もあります。しかしながら多方面で活躍されてきた諸先輩、現在も活躍している同窓生の方々はきっと在校生のお役に立つこともあるだろうと確信しております。私たちは過去を思い出すだけの同窓会にしたくないと思います。工芸を愛し、いつまでも工芸と関りを持っていたい、そして母校の発展のために出来ることはないだろうかと思っております。今年度はその様な思いで若手の理事の方々にも加わっていただき広報委員会を設置しました。現在、紙媒体として広報誌の編集方針や企画の検討、ホームページの活用方法と企画出し、そして同総会を活性化するためのTwitter開設をしました。まだスタート段階ですが、築地工芸会の活動を現在校生やPTAの皆さん、同窓生の方々にもより知っていただくこと、参加していただくことで、活動の充実化、組織の活性化を図っていきたいと思います。今後とも宜しくお願いします。

大賀会長ご挨拶

●築地工芸会について

都立工芸高等学校と築地工芸会(都立工芸同窓会)

工芸高校は、明治40年東京府立工芸学校として当時の京橋区築地に誕生しました。明治維新後、日本は急激な近代化の道を歩み始めましたが、当時明治政府は、欧米列強の帝国主義的な圧力のもと、いかに独立を維持し、国内の統一を保持するかという課題を突き付けられていました。そのため富国強兵政策や殖産興業政策がとられ、次々と官営工場、民営工場が建設されましたが、技術水準は低く、欧米諸国に指導を受けながらの創業であり、自前で工業技術者を育成することが急務となりました。

こうした時代背景の下、東京府立工芸学校が設立されたわけであります。創立の地、築地は当時日本一の文化街である銀座に隣接しており、生徒は通学の途次、本物に触れることができ、美術工芸的感覚を磨く上で大いなる刺激となりました。
関東大震災、先の大戦と二度にわたる未曾有の惨劇に見舞われましたが、工芸はそのたびに力強く立ち直り、この100年の歴史の中で2万人を超える優秀な卒業生を輩出しています。中には美術・工芸分野で文化勲章を受賞された方、人間国宝の指定を受けられた方、日本の山野を疾走する新幹線をデザインした方をはじめ、多くの方々が産業界、教育界等各界のリーダーとして活躍されています。 現在においても工芸高校は都下の中学生の羨望の的であり、毎年その自由で伸びやかであり、各人が明確な目的意識を持ち、切磋琢磨する校風に憧れ、優秀な生徒が入学してきます。 明治、大正、昭和、平成と工芸高校の歴史はまさに日本の近代国家への歩みと軌を一にするものであります。これからも時代の行く末を敏感に感じ取り、人間にとって真の豊さは何かを提言し、実現する学校として、21世紀の課題に積極的に取り組んで行ってもらいたいと思います。

(都立工芸100年の歩み・浦岡 勉 第21代校長の巻頭言より)

1907 築地校舎
1907 築地校舎
1908 家具製作科 家具組立工場
1919 金属工芸科へ改名称 板金工場
家具製作科 彫塑室
1928 水道橋旧校舎(校舎完成記念絵はがき)
水道橋旧校舎
水道橋旧校舎

●築地工芸会 各支部のページ

◆関西工芸会 ◆中京工芸会 ※こちらのリンクまたはメニューボタンから閲覧できます。

●理事会

◆活動内容のご報告 ◆各理事の紹介 ※只今準備中です

出版物のご案内

「こうげい」No177
会報「こうげい」

 

会報「こうげい」最新号 が発行されました。築地工芸会会報「こうげい」です。
WEB
会員登録していただいた皆様にはPDFにて閲覧可能になりました。

※NO.167以前のバックナンバーに関しては今のところ公開の予定はございません。

創立100周年記念誌「都立工芸100年の歩み」

 

装丁:永井裕明(1976年デザイン科卒業)

編集:都立工芸100年の歩み編集委員会

発行:「築地工芸会」都立工芸高等学校校内(2009年3月刊)

 

都立工芸が創立100年を記念して刊行した記念誌です。B5判・424頁

第44回造本装丁コンクールで「日本書籍出版協会理事長賞」を受賞。


購入ご希望の方は東京都立工芸高等学校同窓会へご連絡ください。工芸祭でも販売します。

記念誌価格:6,000円(送料込)