【令和4年度からの会則について主な変更点】

① 「都立工芸同窓会」に名称変更をする。(母校創設時代の「築地工芸会」の名称だったことを併記)

② 同窓会活動の趣旨と一般財団法人築地工芸会工芸基金について明記する。

③ 将来的な基金原資確保推進を明記し、母校や在校生支援に向けた活動を明確にした。

④ 事業目的に沿った、事業活動内容を明記した。

⑤ 会費支払い会員を正会員としていたが、会員はあまねく工芸卒業生全員とした。

⑥ 運営規約を別途定め、理事会組織、役員構成や任期、年間活動、会費の流れを明記した。

⑦ 理事会運営規約に(1)広報部会、事業部会(今後検討)、(2)関西工芸会、中京工芸会の支部を明記した。


1.趣旨

同窓会活動について

工芸という同じ学び舎で、貴重な高校時代を過ごした仲間の絆を大切にしたい。お互いの活躍ぶり、頑張りを聞きながら、もっと仕事を深め、生活を豊かに楽しくしていきたい。そして今、学んでいる在校生や学校を応援したい、「工芸といつも心の中で繋がっていたい」と、思いをもった工芸高校卒業生の同窓会です。

一般財団法人築地工芸会工芸基金について

昭和9年に設立した「府立工芸学校育英会」の資産であった湯河原吉浜寮は老朽化とともに昭和48年土地区画整理事業の実施により建物の撤去、その後、平成11年に土地の売却がなされた。その原資を基金として、学校創立90周年を機会に「一般財団法人築地工芸会工芸基金」を設立するに至った。現在、工芸基金は同窓会と学校側とで共に役員、評議委員を選出し、運用され、工芸高校の教育活動の振興を目的として、事業計画に基づき、生徒の教育奨励、就学奨励に関する事業、教育事業振興に関する事業を行っている。
在校生にとっては大変有意義な資金の活用が出来るため、都立工芸同窓会として的確な運営と将来にわたる基金原資の確保を推進する。

2.会則 都立工芸同窓会(旧築地工芸会)会

第1条 本会は都立工芸同窓会と称する。

(本会は母校創設時代の「築地工芸会」を改め「都立工芸同窓会」と称する)

第2条 本会は会員相互の親睦を図り、かつ母校の発展、在校生への学業支援ために尽くすことを目的とする。

第3条 本会は前条の目的を達成するために以下の事業、活動を行う。

1.理事会、部会、分科会の開催

2.会報誌及び会員名簿の作成、ホームページなどの運営

3.総会、講演会、イベントなどの開催

4.一般財団法人 築地工芸会工芸基金の学校側との共同運用

5.その他、本会目標達成に必要で理事会にて承認された事業、活動

第4条 本会は事務局を東京都立工芸高等学校内(東京都文京区本郷1-3-9)に置く

第5条 本会は支部として関西工芸会、中京工芸会を設置し情報交換や交流を図り活動を強化する。
また必要に応じて、部会、分科会を設けることができる。

第6条 本会の会計年度は毎年4月1日から翌年3月末日までとする。

第7条 この会則を変更するためには、総会で出席会員の1/2以上の同意を必要とする。

第8条 会員は以下の通りとする。

1.会員 東京都立工芸高等学校(東京府立工芸学校)の卒業生、修了生及び過去に在籍した者で理事会が承認した者
2.賛助会員 寄付または会報誌への広告掲載を3カ年以内で行なっている者

第9条 理事は以下の通りとする。

1.理事は会員のうち、各科副会長によって選出され、理事会で承認した者

2.校内理事は工芸高校を卒業した各科学校職員から選出し、理事会で承認した者

第10条 本会に次の役員を置く

1.会長 1名
2.副会長 5名(各科1名)
3.事務局長 1名
4.理事 各科若干名
5.監事 2名

第11条 役員の任期は2年とする。ただし重任を妨げない。

第12条 役員は以下の方法により選出する。

1.会長の選出方法は各科持ち回りで、理事会で選出し総会での承認を得る。

2.副会長、事務局長、監事は理事の互選により選出し、総会での承認を得る。

3.理事の選出方法は第9条1項、2項の通り行う。

第13条 本会は毎年総会を開催する。ただし必要に応じて理事会の承認を得て、臨時総会を開催することができる。

第14条 本会の運営は理事で構成する理事会により決定する。

第15条 会員は、年間会費1,500円を納入する。

第16条 本会の経費は会費及びその他の収入でまかない、予算は事務局が作成して総会での承認を得る。

第17条 決算報告書は事務局長が作成し、会長、監事による内容確認の上、総会での承認を得る。

第18条 基本金の取り崩しなどの特別な支出は、その内容を明確にして、理事過半数の承認を受け、総会にて報告しなければならない。


付則1.本会則は令和4年4月1日より実施する。
『本会は戦前から存在した「築地工芸会」が昭和30年に再開された同窓会活動です』


3.都立工芸同窓会 理事会運営規約

1.組織運営は都立工芸同窓会会則ならびに規約に則って運営される。


2.都立工芸同窓会理事会 組織図 および一般財団法人築地工芸会工芸基金 組織図

(1) 都立工芸同窓会の理事会は会長、副会長、顧問、事務局、理事、監事で構成する。

(2) 各科理事には学校側の理事として、校内理事各科1名が加わる。

(3) 理事のうち、一般財団法人築地工芸会工芸基金の理事、評議委員、監事は理事会にて選出する。

(4) 都立工芸同窓会会長は任期の一年経過後に、一般財団法人築地工芸会工芸基金理事会の選出手続きによって理事長を兼務する。移行までは前任の理事長が職務を遂行し、引継ぎを行う。

(5) 関西工芸会、中京工芸会の各支部の会長は各支部に所属する会員によって選任される。

(6) 各支部理事は遠路により理事会出席は支部に委ねられるが、理事会の内容については事務局より発信や検討を行うものとする。


3.理事会役員構成人数と役割、任期
役員名 人数 主な業務内容 任期
会長 1名 会長は事業目標に向けた運営全体に権限と責任を有する。併せて工芸基金(略称)理事長を1年間ずらして兼務する。 2年
副会長 各科
1名
会長を補佐し各科の理事推薦と、各科内の調整を行い、事業や諸活動を支援する。 2年
事務局長 1名 理事会などの開催や運営事務、議事録作成、会員管理、新規会員の申し込み対応、会報の発送管理、母校との調整、会計事務、決算報告、事業予算案作成を行う。 2年
広報部長 1名 広報誌、ホームページ、SNS企画運営推進 2年
事業部長 1名 総会、イベント、物販など企画推進 2年
監事 2名 的確な運営や会計がなされているか監査 2年

* 会長選出方法は各科持ち回りで理事会にて選出し、総会での承認を得る。

* 上記役員の重任を妨げない。会長以外は理事会で承認する。

* 同窓会(略称)会長、工芸基金(略称)理事長は選出年度を1年間ずらし円滑な引継ぎを行うものとする。


4.事業活動の内容

 事業部会は今後検討する。

活動項目 内容 備考
理事会 年間事業計画作成、活動状況の報告、理事会決定事項の承認、総会運営など 原則として毎年4回の定期開催の他、必要に応じ臨時理事会を開催する。
総会 会員全体に向けた告知、会則に従った決定事項の承認、運営は理事全員が担当 原則として年1回開催
記念講演会など 総会に合わせて開催 同上
卒業生作品展示 各科交代で母校での展示 半年間で作品入れ替え
工芸基金(略称) 工芸基金理事会、評議員会に参加 年2~3回開催
広報部会 同窓会の広報に関わる事項の企画と運営 各媒体の連携と調整
(ア)ホームページ運営 随時
(イ)広報誌発行 年間2回発行
(ウ)SNS運営 随時
(エ)その他 随時
事業部会 総会、イベント、物販などの企画と実施・運営・推進 随時
学校運営連絡協議会 母校校長より委員の指名、校内の現状把握や提言、同窓会にて情報の共有 学校主催で全日制、定時制年間3回程度開催

* 各部門は、それぞれの活動を進め理事会にて、提案と活動状況の説明と報告を行い、理事会にて情報の共有を図り、必要に応じて理事会全体で活動のバックアップを行う。


5.会費申し込み、賛助会員からの寄付、広告掲載申し込みの流れ

* 理事会の運営は事務局が行うが、学校や既卒者へのプロモーションは理事会全体で行う。

* 既卒者(会員)で会員名簿に登録されていない会員は、総会やイベント、あるいはWEB対応(ホームページなど)から、事務局へ申し込み情報を集約し会員対応を行う。

* 事業活動に賛同いただき、寄付金をお寄せいただいた方々には、お礼レターを送付し、「こうげい」やホームページでお名前を掲載し感謝の意を表す。

* 卒業時の際に学校側の了承を得た上で、会員申込書を配布する。



以上、「都立工芸同窓会会則、理事会運営規約」は、各理事や会員がその目的や活動内容を分かり易くするために作成したもので、必要に応じて理事会にて承認の上改定、加筆を行うものとする。

以上