2025年度工芸祭が開催されました

2025年度の東京都立工芸高校の工芸祭は、10月25日(土)と26日(日)の二日間にわたり開催されました。今年のテーマは「深海探検」。
入場門は浦島太郎が訪れた海中宮殿の門?で始まり、校庭突き当たりには海中から水面を見上げたと思われる大きな「外庭歓迎大看板」がありました。
今年はテーマに合わせたかの様に25日(土)には一時雨が降りましたが、校庭には初めて2軒のキッチンカーが出店され大きな列ができておりました。

展示では、タイトルやスローガンにテーマの深海関連の言葉を入れたものはありましたが、全体としてテーマ「深海探検」を表現しきれていなかったかな?との感想です。その分テーマが出しゃばらず、各科の展示は学年毎のカリキュラムや成果(作品)を素直に理解でき、例年通り各科の「中学生個別相談会」では工芸を志望する中学生や保護者の皆さんには良かったと思われました。

今年の同窓生の来場は736名になり、全体7,384名のうちの10%でした。来賓・一般の入場者は2,493名で33%もあり、世間での工芸高校への興味の高さが伺えます。

・左/外庭歓迎大看板・右/25日午前の受付行列

・キッチンカー左「焼きそば」/キッチンカー右「チュロス」

同窓会コーナー

「初めはひとりだった同窓会ブース。10年たって仲間たちと参加」

・同窓会コーナーに集う伊東さん他同窓生

「工芸祭記念バッヂ」

今年初めて、同窓会ブースで、「工芸祭記念バッヂ」の一般販売を致しました。これまでも来場された方から購入希望のお声は頂いておりましたが、生徒や教員などに限定され、一般の販売はありませんでした。
卒業生の購入は予想されましたが、在校生のご家族や一般の方、学校説明会に参加された中学生の方にもご購入いただきました。誠にありがとうございました。好評につき、限定200個は2日目の昼過ぎには完売いたしました。ご購入を予定されていた方々には、大変申し訳ございませんでした。
次回も一般販売が出来るように企画いたします。今年も素敵なデザイン(G科3年)の綺麗なマリンブルーのバッヂでした。来年はどんなデザインになるか楽しみですね。

「卒業生(全・定)各科カラーシール」

こちらも今年が初めての試みで、卒業生の方々に各科カラーのシールをお渡しし、卒業年または、自由に名前など記入のご協力をお願いしました。そのシールを名札のように貼っていただき、在校生や先生方とのコミュニケーションのきっかけになればよいなと。お立ち寄り頂いた方々からは「去年もありましたか?」「一目で卒業生と分かっていいですね」と好評でした。卒業して間もない方々にも興味を持っていただき、いろいろなお話しをすることが出来ました。ご協力ありがとうございました。