山内勲さん「私のボランティアとワークライフバランス」


(八鶴湖花植え活動の写真、右端が山内さん)

電気メーカーに勤めていた35歳の頃独立を考え、資格を取るため経営学の通信制大学へ入学しました。
必修の修のスクーリングや単位取得試験は大学や指定会場へ行くなど仕事と学習の両立は苦労しましたが、家族の協力があり4年間で卒業。
その後間もなく宅地建物取引主任者に合格、住宅会社の営業へ転職しました。

この職場では顧客とのコミュニケーションスキルを磨き、住宅の構造や内装仕様を研修で学びメンテナンス技術を習得。
43歳の時、千葉県東金市に縁があって家を建て、大手住宅会社の下請け業で独立。
仕事の合間には東金市長より委嘱された民生児童委員、街づくり推進委員、地元の区長、不法投棄監視員など重複しないように務めました。
ボランティアでは、千葉県地球温暖化防止推進委員、社会福祉協議会の広報委員に所属しグループの協働により環境活動や福祉活動など30年間ほど続けました。
現在は街の美化グループ代表として公園の草刈りや花植えを行っています。
公職では東金市選挙委員会の委員長を4年任期で勤めております。
仕事は公職選挙法を遵守するための啓発活動、立候補者の登録業務、投票と開票の管理、執行の立会です。
責任は重大ですが、自分の志しの行動なので苦労とは思いません。

М科を卒業して60年になりますが、分野が異なる住宅営繕と社会貢献のワークライフバランスは私の生きがいになっています

(山内勲1962・M卒)