スタッフブログ-5「ご近所探鳥始めました」の続き

2023年1月28日 2023年2月1日

サイト管理者

S61年卒PG理事　井出賢一

　スタッフブログ①の続きが読みたいです！という方がいらしたかどうかは、さて於いて探鳥の続きのお話でも。
遭遇してしまったのです、あの野鳥に…。

　ある朝、日課になりつつあった自宅の窓からオナガやヒヨドリを探してしていると、ご近所の屋根のアンテナの上に、これまた知らない鳥が、予め用意していたカメラを向けてシャッターを切ること数枚、アンテナからあっという間に飛び去る、その姿に騒然としつつも、カメラのプレビュー画面をのぞき正体を確認すると。
判明しました。遭遇してしまった野鳥は「シジュウカラ」でした。

　なんだ、シジュウカラかと思った方ゴメンナサイ。でもね、衝撃でした。黄緑色の背と青味の入った羽の美しい小鳥と、こんなに近くで出逢えるなんて考えてもいなかったんですよ。とは言うものの、たまたま偶然かもしれんと調べてみると1年を通して市街地、住宅地で多く見られる野鳥とのこと。しかしながら、今の今まで東京の東の外れの比較的に緑の多い街に暮らしながら、見たことなかったぞ、これはいったいどういうことだ、そう思ったら居ても立っても居られず、野鳥が集まりそうな近所の農業都市公園に突撃。

　ところが見つかりません。ヒヨドリの鳴き声や時よりスズメが顔を出すだけで不安と焦りばかり。ここには居ないのかと肩を落としていると、陽が少し傾きかけたその時、木の上で逆光に浮かぶシジュウカラを発見。「やったー見つけたぞ！」この機会を逃してはならぬと、とにかくカメラのシャッターを切るブログ主。

　撮り終えたあとの何とも言えない高揚感とミッションを遂げた達成感に、これはハマってしまうかもとしれない思いながら、その日は帰路に着きビールで突撃成功の祝杯を挙げるのでした。

①遭遇してしまった？シジュウカラ

②農業都市公園で出逢ったシジュウカラ

　撮影した写真をインスタグラムとフェイスブックにアップしニヤニヤしている50半ばのオッサンはその後、近所の公園や電線の上に「ツーピツ、ツーピツ」と鳴くシジュウカラを見つけられるように、ただ、急に身の回りにシジュカラが増えたからという訳ではなく、そうか、シジュウカラはずっとそばに居たのに、興味がなかったから眼に映らなかっただけだったんだ、よし決めた、だったら都会で出逢える野鳥をもっと探してみよう！

　このシジュウカラに1年半前に遭遇してしまったことがきっかけとなり、探鳥の世界にハマってしまったブログ主は都内の公園や河川敷、海へと自転車、バス、電車に乗って、休日の探鳥ライフを満喫しているのでありました。
「さて、今週末は何処へ行こうかなぁ！」

③人気物のカワセミ　浮間公園